TATE Lab. 紹介

2025年4月から、38年お世話になりました東京高専を離れ独立することになりました。屋号は TATE Lab. (舘研)を継続させていただきます。

事業としては、技術士(情報工学部門)と情報処理安全確保支援士の資格を軸とし、以下を三本柱として展開していきたいと考えております。

  • 情報システムの構築とコンサルティング
  • ネットワークと情報セキュリティ
  • 情報・電気電子分野の教育

情報システム」は、クラウド上のサーバや IoT 機器等を組み合わせたシステムを指しますが、これまでの自らの研究や企業との共同研究などにより数多くのシステムを構築してきた経験によって、コンサルティングや試作でお手伝いできることがあるのでないかと考えております。なお、単に動くだけではなく、長期間にわたって安定して運用できるようなシステムを構築してきたと自負しています。

情報セキュリティ」に関しては、東京高専内のネットワークや学内システムの構築・運用を長年行なっていく中で、好奇心旺盛な学生さん達に鍛えられました。悩み苦しみましたが、今となっては貴重な経験ができたと思えるようになりました。この経験から、実践的な情報セキュリティのコンサルティングが行えるのではないかと考えております。なお、先日「情報処理安全確保支援士」の研修として、サイバー攻撃トレーニング -Red Team Training-を受講しました。守る側ではなく攻撃する側を体験する研修で、演習用システムに実際に攻撃を行いましたが、ゲーム感覚でだんだん熱くなってしまいました。なんだか紙一重ですね、危ない危ない。

教育」に関しては、これまでに担当してきた東京高専での授業科目(電気回路、デジタル回路、デジタル信号処理、プログラミング言語、電子計算機、計算機システム、オペレーティングシステム等)の他、外国の教員や学生を迎えての研修(韓国、トルコ、スウェーデン)、東京都から依頼されている講習会(C言語、C++言語、Androidアプリ開発)、企業の若手社員を迎えての研修などの経験を活かして、企業の若手社員やリスキリングの教育をお手伝いできるのではないかと考えています。なお、私の研究室の卒業研究では、学生個々に研究テーマを新規で考えさせることに拘って指導してきました。少しでもイノベーション人材を育てたいという思いからです。また、特にプレゼンテーション能力の育成に力を入れました。型に嵌った学会発表の形式ではなく、いかに万人に分かりやすく伝えるか、がポイントです。このプレゼンテーション教育には自信があります。

何かお手伝いできることがあればぜひご協力させてください。また、何か困っていることがある企業さんをご存知でしたら、ご紹介いただければ幸いです。